自燃塾

自燃塾(じねんじゅく)とは

古代インドの思想によれば、人生を大きく四分割にして最初の二十五年間を学生期(がくしょうき、しゃにむに勉学に勤しみ、知識を蓄える時期)、五十歳までを家住期(かじゅうき)その知識をフルに活用し、国のため、みんなのため、家族のために一心に働く時期。それ以後七十五歳までを林住期(りんじゅうき)第四期は遊行期(ゆぎょうき)といい、五十歳までに蓄えた学識経験、社会経験を基にして、(日本では定年退職後)これからが本当の人生であるというのである。
そういう見地から、今までの経験を十分に生かし、これからが己の本当の人生と考える人たちが、未知の分野に挑戦したり、己の特技を人に広め、また今以上に磨きをかけ、自らの人生を自由に楽しむために東光寺藥師苑を舞台にして研鑽する塾である。

自燃(じねん)とは...
竹炭を製作するとき、資材をつめ、焚き口に燃料をつめ、火をつけると窯の温度が高くなり、資材の温度が上がってくる。炎で燃えるのではなく蒸し焼き状態で熱っせられ、徐々に真っ赤におこってくる。これを炭焼き用語で(じねん)という。周りの熱気によって主体的に熱く真っ赤に燃えて活動する姿をイージしてください。藥師苑 藥師窯では 自燃という漢字をあててじねんと呼んでいます。造語です。

開催予定と内容

毎週月曜日・木曜日 9時頃から活動

  • 竹炭製作作業関連(年中)
  • 煤竹製作作業
  • 竹林整備作業
  • 竹細工製作作業
  • もみがら燻炭作成(9月から12月)
  • 黒にんにく熟成作業
  • 日本ミツバチ・ぎふ蝶保護作業(ミツバチ・ぎふ蝶不在につき当分休講) 

竹炭について

自燃塾 竹炭工房への誘い

東光苑の藥師窯で竹炭を焼いてみませんか?
間伐の竹を炭にして酸性土壌の山野に撒き環境改善に役立ててみましょう

燻炭について

籾殻燻炭の作製

籾殻燻炭とは

お米がかぶっていた鞘を低温で蒸し焼きにして炭化させたものです。

作成方法

ドラム缶を利用して 窯をつくります。

  • 資材の鞘ぬかを9割程度入れる
  • 上部に点火して蓋をする
  • およそ8時間ほどして煙突からの煙が 青く透き通ってきたら下の通風口をしっかり止め、煙突を封鎖する。
  • 10時間ほど経って窯が冷えているのを確認してから蓋を開けでき上がった薫炭をとりだす。
燻炭の用途

天然の土壌改良材として 家庭菜園・ガーデニング・農業の現場で使用されています。
但し肥料ではありません。

効果 土壌の 保水性・通気性・排水性の改善
土壌中の微生物の増殖・病気の予防
酸性土壌の中和
消臭効果 等
使い方 苗・球根の植え付けの前に土に混ぜる。土の一割程度
苗の周りに撒く。
黒いので太陽熱を吸収し、保温・乾燥予防になります。